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出産レポート

以下、うちの新しい家族「あぶちゃん」が産まれるまでの記録です。最初に断っておきますが、長いです。

8月18日

午前1時頃
前日の夕方から始まった定期的なお腹の張りに痛みが伴い始めたものの、その痛みの波の間隔が10分〜5分から縮まらないのが続いていたので、ひとまず病院に電話して相談。「鎮痛剤を飲んであと一時間くらい様子を見てください。」と言われたのでそれにしたがってみる。電話の後、妊娠中にも飲める鎮痛剤が無いことに気づき、ひたすら耐える。

午前2時過ぎ
痛みは増した気がするけど、痛みの間隔はそれほど変わらず。病院に再度電話し、これから向かうことを伝える。

午前3時
病院に到着し、バースセンターの一室に入る。部屋にはバランスボール、ビーンバッグ、スポーツジムとかにあるストレッチ用マットみたいなもの、ロッキングチェア、二人掛ソファ、コーヒーテーブル、テレビ、CDプレーヤーなどが置いてある。痛みはどんどん増してきて、まともに歩くのすら辛い。最初の内診で子宮口が4cm開いていることを確認。これが本物の陣痛で良かった。。。バランスボールの上で痛みをしのぐ。

午前5時頃
痛みが強まるとともに出血がひどくなってきた。担当の助産婦さんに相談したら彼女の予想を上回る度合いだったので、赤ちゃんに問題がないことを確かめるために通常の分娩室に引越すことになる。ストレッチ用マットの上で仮眠中だった旦那、あっという間に起こされる。移動してからはベッドの上でお腹に心音と陣痛の頻度を確かめるモニターをつけられ、動き回れなくなってしまった。赤ちゃんには問題ない様子。ここからガス&エアで痛みをこらえ始める。ガス&エアは無いよりましっていうくらいな感じだった。

たぶん7時頃
ガス&エアなんかじゃ痛みをこらえられず「あ”ーーーーーーー!!!!!!!!!!!」と腹から声を出していないと我慢できなくなってきた。最初の内診で、出産が今日の昼頃になるだろうと助産婦さんが言っていたのを思い出し、この痛みにあと5時間も耐えられる自信が無くなる。そしてエピデュラル(いわゆる無痛分娩にするための麻酔)の言葉が頭をよぎる。そしたらもう1秒でも早く薬を入れてほしくて助産婦にお願いする。が、そこで一度その時点での子宮口の開き具合をチェック。病院に到着してから4時間程度で一気に8cmまで開いたらしく、この様子だとあと2時間くらいで赤ちゃんが出てくると言われる。エピデュラルをこれから使ったとして効き始めるのは30分くらい後からだからもう少し我慢してみたらと言われたけど、我慢しないという私の意思は堅く副作用(何人に一人の割合で効かない場合があるとか、頭痛がおこるかもしれないとか)の説明も「はいはいはいはいはいはいはいはいはい」と右から左へ受け流す状態で聞いて、やっと薬を投入。脊椎に太めの注射を打って管を入れて定期的に薬を注入していくようになっていた。普通の状態なら脊椎への注射なんて相当痛そうだけど、陣痛の痛みのおかげで注射の痛みなんか全然へっちゃらだった。

午前7時半過ぎ
エピデュラルが効き始める。さっきまでの痛みがうそのよう。不思議なもので、痛みだけがなくて陣痛がやってくる(お腹が張る感覚)のは感じられる。

いつだか忘れたけどたぶんエピデュラル投入の後、自然に破水しなかったので助産婦さんによって破水。

午前8時頃
旦那のご両親到着。分娩室には旦那の他一人しか入れないので、義母だけ室内に来てくれた。義母の顔を見て安心したのかちょっと泣けた。

午前10時頃
エピデュラル開始してから陣痛の頻度が低下。前回の内診から子宮口の開きにも変化がないらしいので、陣痛促進剤も投入。

午前11時半
陣痛促進剤のおかげで子宮口全開。これから1時間は赤ちゃんが自然におりてこられるところまで待つらしい。

午後12時半
陣痛の波にあわせていきみ開始。頭が見えてきたところを確認した旦那の一言

毛深い!

午後1時28分
「あぶちゃん」誕生。産まれてぬるぬるのままで私のお腹の上に乗せてもらって。着ていたTシャツもぬるぬるになったけど“そんなの関係ねぇ!”という気分。男の子か女の子かは妊娠中知らなかったので、感動している旦那にどっちか確認してもらう。へその緒がブラブラしてて私のところからは全然見えない。女の子だと聞いてちょっとびっくりした。というのも、私の妊娠中の写真を見た人のほとんどが男の子なんじゃないかと言ってたので、なんとなく私も男の子なのかなぁと思いつつあったから。男の赤ちゃんと一緒にいる夢も3回ほど見てたし。結局私が見た夢はあてにならなかったね。

その後は、胎盤を早く出すために注射を打たれ、胎盤が出た後で縫合。エピデュラルのおかげで全て痛みを感じずにすんだ。赤ちゃんをきれいにして、体重をはかってから初めての授乳。これは、なんとも不思議な感覚でした。この時点で、私も昨日の夜から何も食べていないのを思い出し、無事に出産して安心したのかものすごい空腹感に襲われる。
旦那のご両親は私達のうちで待機していてくれたので、面会時間になって私達が病室に入ってからおやつとおっきな花束を持ってやってきてくれた。

エピデュラルを使ったことで足にも麻酔が効いていてまともに歩けないため、今晩は病院に泊まることになった。たくさん睡眠が必要な旦那が昨日の夜からほんの少しの仮眠だけで付き添ってくれていたので、彼にゆっくり休んでもらうためにも一晩の入院はいいことだったと思う。

旦那とご両親は私の体を気遣って、私が病院のまずいめしを食べたすぐ後に帰っていった。私自身は体は疲れていても気分がかなりハイだったし、どうしても日本の母と姉には電話しておきたかったので、日本時間でまだ朝の4時くらいなのを承知で電話。エレベーターホールでしか電話が使えなかったけど、たくさんの人が通り過ぎていっても、パジャマ姿でも、何も気にせず泣いてしまった。

出産はエピデュラルを使っても、“本当に”を100万回繰り返しても足りないくらい大変な仕事だった。痛いのは陣痛だけじゃなく、お産が終わっても続く痛みがいろいろあるし。

でも、何にも替えられない大切な家族が目の前にいるから、今はいつか消えてなくなる痛みも我慢しようと思えます。

以上

追記:妊娠線について

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コメント

お疲れ様~。
すごい!ちゃんとした記録が残っているってすばらしいですー。
簡潔に分かりやすく書いてあるのに、感動して泣いちゃった・・・。
出産って大変だ・・。
だんなさんの「毛深い!」コメントにふき出しちゃいました(笑)。
ほんとにお疲れ様でした。
あー、なんだかウレシイなぁ。

投稿: kao | 2007年8月24日 (金) 10時24分

ご出産おめでとうございます!
よく頑張りましたね~。
出産のエピソードって何度聞いても感動してうるうる。
「あぶちゃん」(・・・でいいの?ほんとに?!笑)とっても可愛いですね♪

なにはともあれお疲れ様でした。
まずはゆっくり体を休めてくださいね。

投稿: kay | 2007年8月24日 (金) 10時47分

☆kaoさん☆
本当に出産って大変です。大変だと思ってたけど想像を絶するものだった。
途中から痛みを消してもらったおかげでこれだけ冷静に覚えていられたけど、自然分娩だったらたぶん無理。今回だけはNHSのありがたみをひしひしと感じました。今回だけかもしれないけど。。。
髪の毛のふさふさ具合はうちの親をはじめ写真を見た誰もが驚いてます。フワフワでやわらかくって気持ちいいの〜。


☆kayさん☆
ありがとうございます!!!
出産前はペインリリーフ使わずに産むんだって思ってたんですが、全然無理でした。出産してみて、女の人の体ってすごいなぁ〜とつくづく思いました。

えーっと呼び名は「あぶちゃん」で良かったんだけど、やっぱり似てないから早速改名することにしました。今後はアニーと呼んでやってください。

投稿: mico | 2007年8月24日 (金) 23時43分

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