お家探し - フリダシニモドル
到着から402日
本日のお天気:晴れ
日の出 08:03 日の入 16:29
(今日のブログはちょっと長いぞ。)
去年の11月16日から購入するための家の内見をし始めていて、11月25日までに9軒の家を見ていた。その後、7軒目に見た家がコンディションも良さげで、お値段もいい感じだったのでその家を買う方向で話を進めていた。
私自身、イマイチ詳しいことがわかってないんだけど、この国で“この家を買いたい”と思ったら、まず仲介している不動産屋を通して値段の交渉をする。んで、売り主と買う側の交渉に折り合いがつけば、今度は mortgage (住宅ローン)を銀行などに申し込んで、銀行が買い手にお金を貸してくれることになったら、searchとsurveyをそれぞれ専門の事務所に依頼する。searchっていうのはたぶん、その家周辺の建築基準とか配管関連の調査をしてもらって、将来的に増築できるかとか、テナントに改築できるかとかそんなようなことを調べてもらうんだと思う(ちがうかも)。んで、surveyっていうのは、その家自体が販売価格に見合ったコンディションの家かどうか、壁や天井に湿気などのトラブルが無いか、などなどのその家の診察をしてもらう感じだと思う(これもちがうかも)。このsearchとsurveyには当然お金がかかる。そのお金は、自分たちがその家を買う買わないにかかわらず、戻っては来ない。
んで、私たちもココまでのプロセスを終えて“引越はいつになるかね〜”なんてウキウキしていたのも束の間で、最後のsurveyで行き止まりになった。
私たちが選んだ“見た目は良さげ”な家は、屋根と天井はいつ落ちてもおかしくない状態。片側の壁は、本来二重構造であるべきの物がブロック一枚だけなので、湿気の問題があるだろう。さらに、以前隣接していた家が火事になり、私たちが購入しようとした家の壁にもその時の影響が残っていると思われる。売り主は、見た目が悪くないように、古い壁の上にプラスターを塗って、ペンキも全部塗り直して、新しいカーペットとキッチンユニットをその家にぶち込んだだけ。キッチンの床レベルも、建築基準を満たしていない(らしい)。よって、この家は販売価格に値しないものである。
というsurveyの結果を受取った。
大きな買い物だから、見た目にだまされて変な物買わなくて済んだのはよかった。でも、searchとsurveyに日本円で10万円以上かかってるのよぉぉ(でも知合い価格でやってもらってるので、本当ならもっとかかるはず)。貧乏者が必死でやりくりしてるっつーのに、、、痛いわぁ。
『家持ちになることへの期待と不安』っていう記事にコメントを残してくれた方が言ってたことが、まさに自分たちにも起こったのでした。しかし、なんでこんな風に要領の悪いやり方がまかり通っているのかが不思議でならない。だってさー、不動産屋がその家を売る前に、そういう問題があるのかどうか(仲介する者の責任で)調べておけば済む話なのに私たちのsurveyの結果は、その不動産屋にとっては“寝耳に水”的な話だったらしい(本当は全部知ってたけど、知らない振りしてたのかしら)。その家が同じ値段で市場に出ている限り、私たちみたいに見た目にだまされて買おうとしてやっぱりやめる人がでるだろうし、そうなったらsurveyばっかり何回も何回も行われることになるんじゃん。
と、文句を言ったところで私には何もできないんですが。。。
で、その家の購入をあきらめた私たちは、また一からでなおしで昨日4軒のお家の内見に行ってきた。
一軒目:悪くないけど、良くもない。
二軒目:ボロい。良かったのは1階にもトイレがあったことだけ。
三軒目:良かった。コンディションもよさげ。でも1階にダイニングルームが無い。
四軒目:とても良かった!値段を考えても、今までで一番いい家だったかも!!
ということで、とてもいい感じのお家を見つけた。月曜にも1軒内見予定。さてさて、これからどうなることやら。。。
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